『スタンプショウ・ヒロシマ2007』
「広島で.だけ」の即売品の一部を数回に分割してUPいたします。200ロット++の高額品は壁にコピーを貼り、初日5月19日の午前中にエントリーいただき、重なった場合は抽選とし、正午過ぎに発表します。
ホームページにUPするものは全て抽選対象品ですが、これ以外に手彫単片・小判以降の単片・カバー類の新入荷品をボストーク数冊にて持参します。
『スタンプショウ・ヒロシマ2007』
「広島で.だけ」の即売品の一部を数回に分割してUPいたします。200ロット++の高額品は壁にコピーを貼り、初日5月19日の午前中にエントリーいただき、重なった場合は抽選とし、正午過ぎに発表します。
ホームページにUPするものは全て抽選対象品ですが、これ以外に手彫単片・小判以降の単片・カバー類の新入荷品をボストーク数冊にて持参します。
「桜10円・180線」
必要に迫られた用件が有って、当ビルB2に日本一密集している金券屋さんの切手の割引のレートを調べて来ました。あくまで直近の相場ですが、額面が80円のシートの場合で、通常切手は買い94%・売り97%、記念は買いが
90%で総額無制限で動いてます。彼らが、7月1日からの、切手別納の納付制限を知らないはずは無いのですが、
少なくとも現状では以前と何の変化も見出せません。金券屋は、刹那のその場限り、待ち時間ゼロでの現金決済
の商売なので、7月が近づけばどうなるかは分かりません。ただ、郵便切手は郵便法(S23)に基づいて、郵便による
配送サービスを受けるにあたっての前払いの証紙であり、ポイントを絞れば現金と同様の効力を有するはずです。
今回の通達の「広告郵便・区分郵便」における支払い手段制限は、総務省約款が根拠になってます。現時点では
どなたも法的に説明を求めるという動きはないのですが、10月の民営化後に、郵便切手の法的な効力を損なうような動きが出てくれば、郵便法なりUPU規定なりを真剣に読み解いて何らかの行動を起こさねばならないかも知れません。
ただ、現実の動きとしては、末端の利用者が、切手なら97%・葉書は47・5円でかなり買っていくから十分に商売になるよ、という金券屋さんの見立てが今の流通レートとしては正解なのでしょう。7月になって、今は切手納付の別納で、金券屋経由の発送代行業者が収めている広告郵便・区分郵便のボリュームが実際どの位有って、そのボリュームと額割れ市場のバランスがとうなっているかというのは、誰も分からないはずなのです。去年に最初に通達の話を聞いた瞬間から、今までずっと私の感覚では、そんなにパニックになる必要はないのではないかと思ってます。法を根拠に争うつもりもないのですが、郵便サービスが有って、それに対して支払う義務が100有り、それを97で買えるというのが、額割れ流通の最終的なメカニズムです。在庫過多という意味以外には、リスクは存在しませんから、3歩の利鞘が需給関係で5歩取れるになることは有っても、ニッチビジネスとしては生き残ると思うのです。
さて、ここからが本題です。随分達者な人がいたのです。、事情を知ってか知らずかはさて置いて、7月から別納が廃止になるので、今の内に早く売れとのビラを然るべき場所で撒いたのだそうです。早速反応が有って、送られてきたのが現行の1次円単位~2次円単位の低額シートです。売主も、買主も見よう見真似で日専みたら、目打形式で値段が付きそうなのがあったのです。その相場の問い合わせが電話で掛かってきました。もしかしたらという、ある人のコレクションが浮いてます。本来の持ち主は時間を掛けて局メグで買ってます。物凄く薄い根拠だけど、物が出た地域=最果ての地に心当たりが有りました。
宅急便なら一日だし、額割れかプレミアが付くかの作業なら10分あれば出来るのです。でも、物が来て、瞬間目を奪われて、きっちり納得仕事に仕上げるまでに、フルに真面目に働いて2日間掛かりました。
目玉は次回6月2日のフロアに出します。殆どは局で買ったコンディション、全体に状態が非常に良いし複数の物もある。だから、売れすぎない程度の値段を付けて、郵趣ウィークリー(2月15日発行)とタイミングを計って、HPの即売と、相手指定のピンポイントでのオファーも出来るかも。
オークションでの目玉を1点だけお見せしましょうか。「桜10円・逆櫛180線」、正式には紫180線45°・紅250線45°。かつて有る人が、うなぎとお茶とミカンの県のディーラーから、即売でシートを5000円で抜いて、鼻高々、会う人みんなに自慢してました。銘10(シートも)実際に少ないものなのでしょうが、180線と250線なら、面積にすれば、きっちり2倍の差が出ます。潰れたスクリーンの230/250は読めないけど、180線は極論すれば肉眼でも、紫の強さが分かるのです。単片の日専評価は5000円ですが、見つけてもバラでは売れるとも思わないし、使用済の逆櫛でも調べる気にもなりませんでした。でも、現実にシートが手許に来て、しげしげ見れば、やっぱり迫力が有るのです。元の持ち主は随分前に収集を止めてます。でも、しっかりと小さいメモが入っていて、#を斜めに傾けて、紫を大きく・紅を小さく書いてます。この人の時代では、柵と横波が現行目打として認知された頃なのです。180線という定量表現は無かったのですが、バラエティーとしての区別はされてます。ライブで集めてる人にとっては、有るか無いかが問題で、売って幾らとか、珍品か否かの相対比較は無意味です。
今回の出品にはおしどり5円の逆櫛180線、逆二連2 PVAなども出しました。こちらは引きでは潰されない物ですが、桜10円の逆櫛なら、扱う人によっては800円~2000円で飛ばされた可能性も有るのです。私にすれば、原価が幾らで、誰が幾ら儲かったということには余り興味は有りません。超薄い伝聞情報に山を掛けて、多分有る筈と読んだ物が現実に目の前に来て、完全に自分の差配で扱えるのが嬉しいのです。勿論大元の出所をご遺族に連絡して確認する気もありません。お話はつづく・・・で、どういう結末になりますか。
「柘植寿治作Ⅱ」
柘植さんは、大正時代に海軍が力を注いで開発した写真植字の文字を書いた人で、日本写真印刷株式会社の技術者でした。切手の「日本郵便」の文字も書いたことがあると言っていました。オフセットと凹版印刷の専門で、戦後の切手展の小型シートの模造も作っていますが、これは出来が良すぎて、今となっては区別できないかもしれません。横透かしや加刷の偽物も作っています。ご本人は、腕自慢のつもりで作ったので、偽物師と呼ばれることは、不本意のはずです。昭和切手のプルーフと言われているものも柘植さんのところからでたものが多く、本当のところは故人となられているのでわかりません。昭和切手の図案審査委員会の資料も(昔鳴美で復刻)柘植さんのところにあったものです。
上記の情報をいただきました。タイミング良く、手許に来ている出品物の中に該当の「横透し小型シート」が3点有りました。次号に出品いたします。私が貰った情報では、市川市在住ですが、一般的には「名古屋の柘植さん」の方が通りが良いかもしれません。画像の左側が本物、右側が「柘植の横透し」です。切手展の作品としては使い方が難しいのですが、収集品としては昔から人気があるものです。
「柘植寿治作」
本物も勿論そうだけど、偽物・模刻も出来が良くて、インパクトが強くて有名なのが、江戸の侠客、新門辰五郎の竜200文ペア・500文ペア貼りのエンタイヤ。結構オークションでも見かけます。相場は1万円位でしょう。
1年ちょっと前に、多分お身内の方なのでしょうが、市川市在住の柘植寿治作の模刻という表題で、カラーコピーをくれたのです。新門・・・は名古屋の柘植・・・が作った?みたいな記事を読んだ印象があったのですが、今回の送って貰った資料で、素性がはっきりしたのです。
それ以上に、目から鱗なのは、マージンたっぷりの竜文4種、ご丁寧に無地と縞まで作っている。時々見るし、1組は何故か、私の偽物のコレクションにも入ってます。和田ではないけど、ちょっと素性が知れてなかったものでした。それ以外のカバー2種や消印を押してる、小型シートは紙も違うので、間違える心配はないでしょうが、竜文の単片は素晴らしく出来が良いのです。現物を手に出来れば、紙と刷りと図案のディテールで調べれば分かるのですが、ネットオークションのロットに混ぜられたら、まず区別は無理なのです。実際は、未使用は、本物よりもこちらが遥かに珍しいし、私のキャリアでも1~2回しか触ってません。だから、48文と100文の3文字検査済の頭消し・東京検査済の同じ印象のものに注意すれば良いでしょう。今回は、文章よりも、ゆっくり画像をご覧下さい。
「現存枚数」
今回のフロアオークションPA47の最終ロットは
4377 ☆ 旧小判20銭11L NG 郵趣連合鑑定書付 最低値 300000
これしか書きようがないのです。最低値に関しては、ひとそれぞれの考え方もあるし、幾らが正解かという答えは見出せません。ただ、出品記事に関してはこれ以外に追加も削除も出来ません。そして、今回の出品物に関しては問題も起こりようもないのです。値段はあくまで結果ですし。ただ、人によっては、「現存2枚」と書かねば、人でなしと罵って、電話で烈火のごとく怒って来る人もいるのです。この品物の現存(或いは世間的な発表)数は2なのか、或いはどれだけ超えるかは私は知りませんし、その定量数には何の関心も有りません。オークションの記事は、ひとえに目に見える事実だけを正確に書けば良く、存在数を定量表現するのが、知識の証明にはなりません。それをやるべきなのは、実名で書く記事か、展示することが前提のコレクションの説明に限られるのです。間違えればご本人が恥をかくだけなので必死になって調べるでしょう。オークションへの出品記事に書いて来て、信じてくれれば、ラッキー、間違えればオークショ二アのせいみたいな輩も少なからずいるですが、出来ればお付き合いしたくない性格の持ち主です。
実は、直近で和桜20銭縞を踵を接するようなタイミングで2枚、プライベートの取引をまとめました。1枚は香港のオークションのもの、遡ればウッドワード、もう1枚もデータは発表されていたもので、新発見品では有りません。この機会に20銭縞のデータをどれだけ追いかけられるかやってみたのです。かなりの確度で、現所有者まで分かっていますが、それを勝手に書くことは出来ません。また、殆どは、著名文献や作品集、オークションカタログにカラーで出ていますが画像も勝手には使えません。
画像を得られるものを並べても、不統一が秋田調①、記番がマ1号①、マ23号②、キ1号=再接縦ペア、KG久保田②、N1B1東京が再接横ペア、単片③、N1B1/K越前敦賀が⑥、これ以外に記事が書かれていて、存在は確かだし、データもN1B1/K越前敦賀7・11・8と知れているのがスミソニアンにある。だから単純枚数ベースでは20枚、ペアという言葉の表現は微妙だけれど、世間的に確実に認知されているのは、東西の博物館に有るであろう2組です。 何とか、それ以外のものを探そうと文献を漁っていたのです。三井文庫・手彫切手、山本謹一さんの記事が目に付きました。三井文庫の所蔵品は4枚、キ1号再接縦ペアとN1B1東京 不鮮明は、コレクション集に出ています。もう1枚が、常設展示に入っているとのこと。かつて見たはずだけど、データは覚えてません。でも、上に書いたものとは明らかに別物、だからプラス1、同じ本に有った総説の記述には、ペア(再接)が3組存在と有るのです。市田さんの桜では2組、もう1組の存在は?
幾つか可能性が浮かびます。91年国際展の4社合同セールの表紙、ペア=再接かは微妙だけれど、ポジション的には繋がります。ただ、三井文庫の本が出たのは、90年の春、このタイミングでは、4社合同の上切手は、まだ日本には来てません。GOLDSMITHがSCHWANKE & SOHNに出品して、ペアになるから、くっつけようよと私が山崎くんに声を掛けたのは、90年秋だったような気がします。それ以前に、山謹さんに情報は入ってないはずですし。もう一点も山謹さんがらみです。敦賀の7・11・6もPos3とPos11で繋がるのです。オランダのオークションに出ていて、買う前からくっつきそうな雰囲気は有りました。でも、プレーティングは出来てません。落として、写真と合わせても、微妙にズレが出る。プレティングすれば、11が上で、3が下、多分同時使用だけれど、ペアと呼ぶのは無理なのです。この件は山謹さんはご存知のはずですが、ペアの評価を与えないでしょう。
話をしていて、識者から、もう一つのデータを貰いました。スタンプコレクターに記事が有る。そこに山謹さんが書いていて、小島勇之助「談」として、ウッドワードのマ23号(状態悪い=Ex.Dr.市田)にくっつくものが有る。極美のマ23号はかつては小島さんの所有物、だから、隠れしペアになるもう1点はこのことなのでしょうか。もしこの超伝聞情報を認めても21。オークション誌の記事には枚数は書きません。切手展の展示作品や手彫の専門文献には果たしてどういう表現をするのでしょうか。ぼかして、約20かな?
手彫の場合、特に、20銭縞レベルなら、かなりの追いかけは出来るのです。でも、逆に言えばもっと時代が新しいものや、専門的に関心を持っている人が限られている分野で、現存何点と話題にする人の感性には、ちょっと付いて行けない気がします。オークションの出品記事でなく切手展の作品での記述でも。
「郵便種別」
仕事柄なのでしょうか、郵便・切手に絡んだ情報やお問い合わせを各方面から頂きます。直近の話題は、「料金別納」に切手が使えなくなる?という噂についてです。今開催中の大阪の催事でも、それに関する話が随分出てました。近々その発表があるので、切手の「引き」の相場が暴落する。売るなら今の内みたいな話です。
複数ルートから入ってきた情報を精査すれば全体像も見えてきます。未確定の、近くない将来の方向性を推理するのは無意味なのでやめましょう。判っているのは、郵政の現場には既に通達は下りてます。報道発表と一般顧客への通知は年明け直ぐになりますが、その内容は「広告郵便物」「区分郵便物」の郵便料金納付の形態から、「料金別納=切手納付」を除くというものです。現状では、同一差出人からの差出の都度の料金支払方法は「料金別納」「料金後納」「料金計器別納」の三手段ですがこの内の「料金別納」がなくなるのです。現金納付はどうなるかは、調べてません。
ここで、まず問題になるのは、「広告郵便」「区分郵便」の定義です。釈迦に説法的になる解説は除きますが、両方とも「第一種・第二種郵便物」の内の、内容および、差出形態により、料金を特別に割り引かれた郵便物を示します。「広告郵便」は「商品の広告」「役務の広告」「営業活動に関する広告」が内容で、同時差出2000通以上が条件です。「区分郵便物」は事前に郵便区番号ごとに区分された郵便物で、これも同時差出2000通以上です。この双方は、個別差出より料金が割り引かれ、通数・バーコードに有無等で細かく料金が設定されてます。個々の郵便物に切手を貼ることはできません。現状でも、この二形態には、支払い手段の制限が掛かってました。人的事故や窓口での料金計算の煩雑さを除く為に、当局としては、切手での別納納付は歓迎できないのでしょうか。ただ、郵便サービスの提供への前払い証紙としては切手は現金と同じ効力を有します。今回の措置に至る、当局上層部の意思は聞けませんが、はっきり現れてくる現象としては、この事実の公表が年明け直ぐ、実施は7月からになるのです。
実際に郵趣マーケットへの影響は今の時点では定かでは有りません。ただ、「別納納付」の内、今出来ていて、来年7月から出来ないのは一種・二種の一部のサービスだけなのです。別納自体は10部(通)以上なら、殆どの郵便で出来ますし、小包・EMSは1通から出来るのです。かつてなら、選挙が近づけば、政治献金の裏金作りの為に企業が通信費で落とした切手を金券ルートに流すので「引き」の分率が下がる・・みたいな話も有りました。事実か否かは知りませんし、今は、ネットでの情報開示が進んだ為、「引き屋」さんの競争が激しくて、レートが随分上がってます。末端のユーザーさんは、割引料金で契約して、さらにはその納付に現金ならば100で渡す物を、96で買えるなら当然その手段をとるでしょう。切手の効力の考えた方が「UPU]の枠を超えてまで変化しない限りはこの商売は続くでしょう。
「引き」の商売は、何段階か通るので、それぞれが数パーセントの利を得られる「ニッチ」ビジネスです。即現金での堅い商売なのですが、郵便制度の内の、切手の流通の中ではそれ程のボリュームとも思えないのです。今回の制度の変更は、この流れの中ではプラスにはなりません。ただ、「引き」の末端=最終ユーザーで、どれだけの該当者が居るのかははっきりとは見えてません。金融商品として思惑があって切手を使うのなら別ですが、郵趣の世界にある、記念切手程度なら、十分に吸収できるニッチの需要は有ると思います。ことは、7月というより、民営化した後の、追加の措置が出るか否かで違って来るでしょうが、取り合えずのところは、物凄く影響が出て、「額面保証」の記念切手の「引き」の相場が暴落するということは無い筈です。不確かな情報への過剰反応はされなくて良いと思います。
「SHANAHAN’S STAMP AUCTIONS」
あと数日で前回のセールの精算が完了、引き続いて仕事のメインは、次回のセールの編集に移ります。
継続懸案の「事件」は明瞭に動いており、法に基づいての容赦ない措置を求めます。私の価値観では社会のルールに則ることが収集欲を満たしたり、自己体面の保持よりも優位するのですが、世間的にはそれが理解出来ず、本能の赴くままの、愚かな行為に出て、事が公に露見して恥をかき、身内や関係者に多大な迷惑を掛ける罪が分からない愚か者がいるのです。今後の私の取るべき行動は、1本の電話連絡を待ち、その内容次第で、躊躇なく法的な代理人に後処理を委ねることになるでしょう。好意的な情報提供も既に有り、足跡が消えない「オークション」というツールでの決定的な行為が為されたため、「争わない」本人の自供とも重ねれば、事実認定には困難は伴いません。あとは、長期間かつ大量な事案のため、証拠が不明瞭で、更には明確な意識のない被害者を如何に救済するかが懸案になるのです。もう少し、情報を精査すれば、時期・場所・物が特定出来るので建設的な行為が取れるでしょう。起きた不法行為は、視野狭窄者の体面を保つ為に内輪で穏便に糊塗するのでなく、事実に基づき不法行為者に責任を取らさねばなりませんから。
次回セールのファーストロットは、SHANAHAN オークションのカタログです。知識としては知られていても、現物を目にするのは初めての人が多いでしょう。1960年の少し前まで、1958年10月4日が74回、1959年1月31日が83回、4ヶ月で10回の珍品・希品を並べたセールを開催した、アイルランドの伝説的なオークションハウスです。そして、突然、忽然と消えた・・・。この話は今はやめましょう。
日本人にとってのSHANAHANは、74回のJAPAN POSTMARKセール。記事の編集=ディスクライバーは、若き日のO.KOREYWO。
今もしこのセールが有ったなら、アイルランドでもポーランドでも行ったでしょうに。このセールの別パートに出ていたのが、最初に郵趣市場に登場した「デグロン君カバー」が2通、先見の明の有る大家が本邦にもたらし、人を経て最良のコレクターの懐に抱かれているのです。
これ以外にも、この時期に日本に帰ってきた、手彫の外信カバーが我が社のセールに相次いで登場しています。今回のカタログの出品者は実際に入札されていて、そして未だに現役で意欲的に収集中・・・、でも分野はガラリと変わっているのですが。それにつけても思うのは、生半可な噂や情報を鵜呑みにして、事情を知らずに、「特定の宛先」は何でも「特定の個人」が作った偽カバーという輩、49年前のこのカタログを見れば、少しは違う判断力が生まれるかも。だから、情報を得ている人は安心して美味しい買い物が出来るのです。前回の鳥12銭ロ貼りの小型封筒。ここのセールに出ていたもので、物に安心感が有りました。あの時に、書いておけばもっと高くなったかも。でも、落とした人お一人がこの情報をお持ちだったなら、他の人では太刀打ち出来ないアドバンテージだったでしょう。滅茶安で落ちましたけど・・。
因みに次回の「ラストロット」の候補はいくつも有る。当初の本命は「数字45銭無目打銘付田型」、途中で「N3B3山家」が出てきて、その後旧小判の初出物、直近登場は「5厘の80面シート」、でもWEBで得た最新情報ではその可能性は消えたかな?確認が取れれば次回に書きましょう。
タイトルは「SCOTT NO 75」で決まってます。