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産業穂高16円、女工15円貼航空便香港宛 基本16円+第一地帯宛の15円増料金です。雉や立山なら派手さで目立つのですが、希少性ではこちらの方が遙かに上でしょう。見事な適正貼です。検閲テープの剥がれは、私は気にしません。もう1通の方が更に珍しいかも知れません。一見して分かりにくいし、実際にご本人も「日専」の料金表を手繰って見つからない、何だろうと言っていた物なのです。旧日専には出ていないのですが、他の文献には出ています。そして普通切手専門カタログVol3にも掲載されました。印刷物等の100グラムまで航空便南アフリカ宛です。第五地帯宛の10倍重量で、基本が50円迄毎5円の10円・増料金が41円x10で420円です。瞬時で判らなくても当然でしょう。

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このカバーは行き先を遺言状?に記されていました。手書きなのでご遺族では読めなかったのですが、私は瞬時に分かりました。420円貼の南ア宛のカバーは●●●さんに差し上げてください。良い選択だと思います。ご遺志に従って、本日発送いたしましょう。対象がどなたかは私はしゃべるつもりは有りません。