12月3日に、終了したオークションのレポートを、今朝貰いました。
現在、超多忙につき後日、詳報します。
4+4+αかも。
12 S Koban.Very fine unused block of 4,1 stamp with short rerfs.(367KB)
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現在、超多忙につき後日、詳報します。
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『スタンプショウ広島 残品即売』
リストの残品を先着順で販売いたします。
送料サービスメールにて在庫確認の上、お申込下さい。
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ロットNo.
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記事
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金額
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| 1 | 竜100文 大阪検査済 | 20万 |
| 2 | 小判5厘葉書 記番レ1号 | 5万 |
| 3 | KG河内枚方 | 1万 |
| 4 | ○酒 酒田不統一 | 4.5万 |
| 5 | 洋桜2銭ト 5枚貼 | 20万 |
| 6 | 改半銭4枚貼 KB2大津 | 5万 |
| 7 | 改桜6銭ワ 他貼 シ28号 | 5万 |
| 10 | 外郵十字消 | 12万 |
| 11 | 小型花型黒 | 5万 |
| 12 | 大型白抜十字 | 8万 |
| 13 | 白抜K HIOGO | 10万 |
| 15 | 角型2銭に2種貼 | 5万 |
| 18 | KB2日光町 封汚れ | 10万 |
| 22 | 明治OSAKA 切手少タッチ | 3.5万 |
| 23 | 米不足税混貼 | 2万 |
| 24 | 米→日本 不足便2点 | 4万 |
| 25 | 新小10銭貼 不足消し | 3万 |
| 26 | 新小10銭貼 世界一周はがき | 4.5万 |
| 27 | 新小1円貼 価格表記小包送表 | 20万 |
| 28 | 菊5厘 櫛型消 | 2.5万 |
| 29 | 丸二 台湾台北 | 売れました |
| 30 | 欧文 TAMSUI | 7万 |
| 34 | 朝鮮字入 元山 | 8万 |
| 35 | KIUKIANG | 4万 |
| 37 | 日中コンビ 丸一 重慶 | 8万 |
| 39 | 菊 軍事貼 SHANHAIKAN IJPA | 25万 |
| 40 | 旧毛9枚貼カット 櫛サイパン | 6万 |
| 42 | 日英コンビネーション | 2万 |
| 43 | 台南 書留内容証明・配達証明 | 5万 |
| 44 | TIEHLIN 鉄鎮欧文消 | 売れました |
| 52 | 代金引換 漢口宛 | 5万 |
| 53 | 航空書留 朝鮮宛 | 2万 |
| 54 | 航空 大阪宛 | 1万 |
| 56 | CANTON | 2.5万 |
| 58 | 旧毛軍事 広幅 | 売れました |
| 59 | 旧毛軍事 狭幅 | 5万 |
| 60 | 新毛コイル2種貼 | 6万 |
| 62 | 1次 富士鹿8銭貼 | 売れました |
| 64 | 旧改富士鹿4銭貼 帯封 | 2万 |
| 65 | 震災完貼他貼 KOBE2 | 10万 |
| 70 | ルイスFDC | 6万 |
| 72 | 第六一野戦 | 1.5万 |
| 73 | 天津野戦 | 3万 |
| 74 | 原符 香港 | 売れました |
| 77 | 灰勅 5枚貼 1枚キズ | 8万 |
| 78 | 2昭 3銭 宮古収入印紙 | 8.5万 |
| 79 | 私葉の書留 | 2万 |
| 82 | 無透2円4枚貼 第5種 | 1万 |
| 85 | 水芭蕉45円貼 第4種 | 1万 |
| 86 | 紅枠半銭ハ 未使用 少汚 | 10万 |
| 87 | 紅枠1銭ロ 未使用 少シミ | 8万 |
| 88 | 紅枠1銭ロ 東京→大阪 | 12万 |
| 90 | 1銭レに1銭ハ貼 カ1号 | 3万 |
| 91 | 書留新聞紙 未使用3点 | 15万 |
| 92 | 飛信逓送 みほん 未使用 見本4点 | 30万 |
| 93 | 5銭 ◎YOKOHAMA | 20万 |
| 95 | 支字丸菊封緘 米宛 | 15万 |
| 96 | 支字小判封緘 大阪宛 | 8万 |
| 98 | 関東庁 点付楠公往復 | 28万 |
| 102 | トンボ3銭貼 | 売れました |
| 103 | トンボ2完貼 絵葉書 | 5万 |
| 105 | 日タイ親善飛行 | 3.5万 |
| 107 | 不発行 記葉2種 特印ヤルート | 売れました |
| 109 | FDC 落合長崎 | 22万 |
| 117 | 南洋飛行 パラオ | 2万 |
| 121 | 月に雁銘付貼 | 売れました |
| 122 | 切手趣味ペーン貼 FDC | 4万 |
| 123 | ヤップ郵便局 | 10万 |
| 127 | 耕牛5c貼 | 1.5万 |
| 134 | ADVERTISED | 3万 |
| 135 | 日露俘虜郵便 | 売れました |
| 137 | TIN CAN MAIL | 3万 |
| 138 | BCOF完貼 | 2万 |
| 140 | 旧小4銭 5銭貼布告 | 7万 |
| 142 | 在日米局 HIOGO | 10万 |
| 143 | 48文1版 シート | 130万 |
| 144 | 房1銭 シート シミ有り | 24万 |
| 145 | 竜48文1版 6B | 売れました |
| 146 | 竜500文 6B | 46万 |
| 147 | 竜半銭2版 6B 左少浅 | 10万 |
| 148 | 竜1銭2版 田型 | 20万 |
| 149 | 政府キ半銭 美 | 35万 |
| 150 | 政府10銭 3連 美 | 30万 |
| 152 | 旧小2銭狸油性木綿 極少シミ | 25万 |
| 153 | 旧小4銭 E紙 一部にシミ | 28万 |
| 157 | NAGASAKI | 2万 |
| 159 | 札幌ボタ | 2万 |
| 160 | 45銭 閉じた裂 | 5万 |
| 163 | 菊外信用切手帳 | 売れました |
| 166 | KOBE 目打離れ | 3万 |
| 168 | CHEFOO | 1万 |
| 171 | AMOY | 1万 |
| 173 | TIENTSIN | 5万 |
| 174 | 支菊5厘 外国局等6点 | 12万 |
| 176 | 支毛5銭 加刷大ズレ 未はOH 少シミ | 25万 |
| 177 | 支毛5円 NH 極美 | 売れました |
| 178 | 震災9完コーナー田型 | 売れました |
| 180 | 新乃木帖 みほん 美 | 10万 |
| 181 | 採炭夫 5円帳 みほん | 2万 |
| 182 | 採炭夫 8円帳 みほん | 2万 |
| 183 | SOOCHOW | 1.5万 |
| 185 | TIENTSIN | 1.5万 |
| 186 | CHEMULPO | 3万 |
| 189 | 東京中央 初日 ⑩ | 売れました |
| 190 | 日本橋 東京都 | 1.5万 |
| 191 | OSAKA ⑩ | 2万 |
| 193 | 奈良法隆寺 初日 | 売れました |
| 194 | 捕鯨無目打 | 8.5万 |
| 195 | 桜10円 色抜け | 2.5万 |
| 196 | 久米島白紙 POS8 一字ズレ | 25万 |
| 197 | 100円加刷 NH 美 | 18万 |
| 199 | 乃木未使用 ロット 11リーフ | 20万 |
『スタンプショウ=ヒロシマ ’11 ドラフト ルール説明』
今年も10月15日(土)に、広島県立産業会館西館に弊社がブースを出展、会場にて、日本関連の郵趣品、200点を「ドラフトシステム」にて販売いたします。
(90%以上は、今回が初お目見えで、全て消費税込みの値段を明示した即売品です。)
販売は、直接会場にご来場の方に限ります。当日の10時10分頃から正午まで、エントリーを受付、お渡しする用紙にて、ご希望品を「指名」していただきます。
まず、エントリーの際に、抽選機で「記号の玉」を引いていただきます。「A~Z、あ~ん」がガラガラに入っています。同時にエントリーの投票用紙を、一つの記号に対し1~10の番号入り「A1、A2、・・・A10」(ご希望によりそれ以上も可)をお渡しします。展示しております200点の商品の内、ご希望品ごとに1枚の用紙を使ってください、優先順位の高い物から若い番号にご記入下さい。投票締め切りは13時00分になります。
投票を開き、各ロットごとに集計します。投票がお一人の場合は、無競争でその方にお買い求めいただけます。投票の順位(番号)は無関係です。もし、特定のロットに複数の投票が入った場合は、①投票用紙の番号が若い方を優先します。1>2>3・・・>10になります。②同じ順位で複数の札が重複した場合は、若い記号が優先です。A>B>C・・・・>あ・・・>んになります。
優先順位は記号が優先されますので、「A」を引いた方の1位は100%のパワーですが、「A」の2位よりも、「ん」の1位の方が強いのです。他のメンバーの投票行動を読んで、賢く投票して下さい。
10時~13時00分まで下見可能です。
今までの実績では、200点のエントリー品のうち、約半数が指名を受けており、上位指名はかなりの確率で重複します。1位~3位あたりは本筋から外した物のほうが買える確率が高くなります。また、記号が遅い場合は1位チョイスでも安全ではありません。弊社は当ドラフト200点=即売品の抽選の結果には何らの特別な意思も反映させませんので、是非、当日ご参加の上、運と頭を使ってチャレンジして下さい。残品は、投票後、発表の値段で先着順で販売いたします。
商品のお渡しは、14時30分より、行います。
ジャパン・スタンプ商会会員様は、現品先渡し、口座通し、後日送金にて結構です。
200点の画像は、10月13日の夕方、当ブログでご覧いただけます。
『好々婆と赤い花』
今回のセールでのJAPANは2つに分かれていて、一つはロイス・エバンスさんのネームドセール、ノンブル221ページのバイリンガルの立派な作品集兼オークション型録でした。同じことを私がやればコストは500万円位は掛かります。売り上げと手数料という数字だけで分析すればビジネスとしては厳しいのでしょうが、これからどんどん続く他の出品者へのプロモーションなのでしょう。スイスの豪華カタログとは雰囲気は違うのですが立派な仕事だと思います。かなり前に米国西海岸のセスカルで彼女の作品の展示を見たことが有って、クラシックで良い物も有るけれど、最後の締めが、菊切手の貯金台紙・・??というのが強い印象で残ってます。弊社への出品を仲介する、というお話も有ったのですが、具体化せずに終わっています。結果としては、今回のやり方で正解です。ご本人も香港へ来ていて、競りを見てニコニコしていました。
私の方は、1点だけ、彼女に敬意を表して値段かまわずに落としたいロットがありました。Lot2354 手彫封皮の研究のロット、American Philatelist誌に数年間連載された、オリジナルの版の分類記事の基の材料のロットです。マテリアルとしては不人気で、商売にはならないのですが、ちょっとした後悔の念があり、それをクリアしたかったのです。エバンスさんが最初で、川崎の吉田卓司さんが続いて、伊藤典昭さんがフィラテリストに記事を書いていたテーマでした。勿論、後になるほど完成度は上がるのですが、吉田さんのデータの資料は誰も持っていないのです。実は縁あって、ご本人から連絡を貰って、コレクションは随分前に私が丸ごと扱ったのですが、資料もそのまま記録せずに次の人に渡したので、数人の手を経て、どこかのタイミングで無くなっています。何人かからコピーぐらい残せよと、怒られました。
このテーマは、材料があれば料理はし易く、日本で研究は大きく進んでいて、今の知識で膨大なエバンスさんのロットを再検証してみたい思いがあったのです。スタート値から競らないかなと思ったら、あにはからず、3倍を超えましたが、下見もしてないノンリミットなので買値は既に忘れました。彼女には、日本のしっかりしたサクセッサーが、あなたの研究を続けるからと言っておきました。商売を抜きにしてもやりたい仕事だったのです。
後半の薄いカタログの出品者は3人だと書いていました。エバンスさんはほんの少し、封皮と二ツ折葉書ぐらいで、主たる出品者は、コードネーム『RedFlower』さん、更にこのオークションハウスの3月の第一回セールの全てが同じ出品者だと書いていました。伝を頼って素性を調べたのですが、一言、confidentialで逃げられました。でも、公表されている資料でも調査が出来たのです。ヒントは、前回の最初のロット、小判のコレクションで、1960年代のアメリカの国内展で賞を得ている、それを梃子に、JapanesePhilatelyを紐解けば、見覚えのあるカバーが出て来るのです。
ライシャワーやドナルド・キーンと同じような立場で戦後の日本と接した、ISJPの大立者。売りに出たマテリアルを逆に引けば、誰もが納得できる人物です。まだご健在と聞いています。彼のコレクションこそ、ネイムドセールでやれば、インパクトは強烈、『みほん』は、不発行・トンボ・制定・富士山を含めて完揃い、もしかすれば創始75年S/Sだけが無かったかも。弊社でやれば3倍にはなったでしょうに。旧小判の銘付やエラー・製造面のバラエティーの大群は、彼なら持っていて不思議はないのです。私としても、今になって分かった事、彼の名前を知っていればもっとやったかなと、今振り返るなら、幾分かの取りこぼしをしています。海外のオークションのビッドでも、情報があるかないかで大いに結果に差が出てきます。
セールとしては盛り上がりがなかったのですが、特記すべきは南方のパートです。表面上のマテリアルよりも筋のいい物がありました。大川如水=岡本金三郎とはご本人が接点が有ったのでしょう。魅力的なカバーが一杯ありました。勿体無いロッティングなので、ビッドする方は面白かったのです。持ち込みのフィリピン使用などはここにしかないかもしれません。ゴミ扱いになっていましたけど。
裏表紙の目玉扱いのアンダマン・ニコバルのCTOのカバー、頓珍漢な似非情報通の出鱈目話で、弊社で数年前に売られた現物が出品されたという噂が流布されたのですが、これは100%ガセ、よく似たものですが別物です。弊社のものは、出所は九州のコレクターでしたが、カバーと切手数枚のロットで、135万+15%で、南方切手収集グループの枠の外の人が落としてます。まさかのお買い上げだったので、インパクトは強いのです。アメリカのオークションに出品する訳はありません。逆算して、今回のカバーもその時の2番札の人に100万なら売れるのでしょうが、想定の人が横浜でオークション誌を手にして歩いていたので、邪魔をするのは止めました。ハンマーは84万円、高くはないのです。それ以外もこのパートは、メールの一声か、私が撥ねたかのどちらかです。こちらは、南方というよりも昭和の評価でビッドしたのですが、安くはないけれど結構買えました。基準は、昭和切手の無加刷か加刷貼、北ボルネオの日本宛の実逓カバー、宛先問わず、大川如水も浅野物産もOK、暫くは温めておきましょう。
8月8日に送金、お盆休みが入り、先方の組織が丸ごとアメリカに帰国したのでしょう、メールもFAXも連絡が全く付かず、ちょっとイライラが入って来ていました。1週間ほど前に、旧知のAmyちゃんからメールが来て、発送の事務は、Phila Chinaがやってくれるとのこと、この時点で一安心、でも、Fedexを使うので余計なトラブルが起きるのです。こちらは数百回の経験があるので、的確な交渉は出来ますが、素人さんにはきついかも。日本切手の輸入なら、原産国=OriginJAPANとして、デコ=declareは絶対に、フルデコ=インボイスの金額=CIF(運賃・保険料込み)そのままでやるべきです。これでもお馬鹿なFedexの通関士は税関の名前を騙って邪魔をします。ただ、喧嘩をすれば100%勝てるので、勘違いしての無意味な過少申告をしてなければ、交渉の手段がありますから、同じ立場でお困りなら助けてあげましょう。再輸入の免税に「輸出証明書」を出せというのは、滅茶苦茶だし、法令はそれを求めてないのです。DYNASTYの場合は、インボイス上で、ロットごとにタイトルでJAPANが入っているので説明がし易かったのです。でも、外郵=郵便ルートの税関に比べて、民間の通関は要領が悪いのです。税関自体は絶対にうるさいことは言いません。丸1週間で通関でき、物も確認、これから次の作業にはいります。一区切り付いたので、書いていたテーマを続けてUpいたします。
『ライブの情報』
国際展が終わっての帰阪が8月2日夜、3日は会社で仕事、4日早朝から香港へ行き、8日に帰ってきました。DYNASTYオークションへの参加です。結果は既にWEBに公表されていますので数字としてはご存知だろうと思います。ただ、実際にフロアに出たものでないと得られない情報を一杯持っていますから、幾つかのテーマで何回か書いてみましょうか。
私のトータルの落札額は国際展での売り上げと誤差の範囲と言える位の数字で一致、直近の香港ドルで送金したかったので9日付けで送金を済ませました。
今回のテーマは、①出品者のエバンスさんに敬意を表すること、②エージェント=成功報酬5%の約定で、トラブル無く依頼を受けたビッドを完遂すること。③日本からの下見なしのメールビッドには負けないこと。以上の3点です。あとは場での流れ次第なのですが、下見に2日、ビッドが2日の必要十分条件を充たした仕事なので、アドバンテージは強烈、下見なし、値段の調整が不明?のメールビッドには負けるわけには行きません。
私の普段の取り扱い品目は、竜のシート・カバー~現行の銘付きとCM・・A1/B2まで・・。でも今回は、勢いで外国局、南方までもやりました。
南方はちょっと特殊ですし、異常なデータなのですから別項目で書きましょう。だからJAPANの2冊のカタログの内、メールビッドと場が競って、結果としてメールに落ちたのは恐らくはゼロだろうと思います。メールの一声、オープニングコールで落ちたのは、余程のゴミ?を除けば10点はなかったと思います。パドル番号をメモしたのでほぼ間違いはないでしょう。アナライズすると今回のセールの雰囲気が見えるのです。
ハンマープライスをHK$で書きますから、15%の手数料を加算して@12を掛ければ日本円になります。何れも、メールの一声、そのままで落ちています。
1627 HK$10000=房2銭ロット、宇佐検査⑩他・・単片なので・・。
1642 HK$11000=写真と記事がテレコで、ロットとしては記事が優先、写真の関駅検査済は前のロットに含まれます。
2001 HK$16000=写真の通りです。◎MEIJIのNIIGATA、鎌ヶ谷検査済等、物は良いのですが、コレクターの値段です。
2053 HK$40000=少なくとも大白切手帳の完本は入っていません。私の評価7万円が48万円で落ちています。2番札有ったかな?
2128 HK$55000=竜5銭田型、良い物ですが日本の小売りの2倍です。
2204 HK$10000=旧小判1銭茶 未使用15B、綺麗なものですが、私の即売の値段とほぼ一緒、まだ一杯ありますよ。因みに、小判切手関係の切手のパートは、メールに落ちた物はこれ1点、他も結構強いメールの札でしたが、全部フロアで撥ねて落としています。
2340 HK$8000=紅枠2種未使用・官葉研究会の摸刻なので、返品して下さい。まともな葉書と封皮はエバンスさんのライフワークなので、値段構わずに全部買いました。感謝されて写真をとられましたけど。
2377 HK$12000、2381 HK$1200、2382 HK$18000、菊他のカバー、下見すれば買いにくいロットでした。
エージェントとしての仕事は、オークションハウスが国際展の会場でプロモーションをやったので、皆が情報を共有しており、口コミの紹介で15人から頼まれました。皆さん、随分と強い札でした。同じロットに複数からダブった場合が困るし、実際に今回も起きたのですが、この場合でも調整はやらずに機械的に処理をしました。内部での事前調整や連絡は一切やりません。ただ、今回の場合、フロアスタートの時点で、この条件は解消されていました。私は、依頼されたものはその値段までの優先権を100%、依頼人に譲ります。成功報酬は5%、落ちなければゼロです。依頼値を超えれば、優先権は消えます。
結論としては、楽勝で全勝か、完膚なきまでに負けての全敗かのどちらかでした。中途半端はないのです。創始10銭版番号付田型は、ほぼ美品がHK$6000=72000円、同じく古色は31200円というのも、冗談でなく本当です。少しは場でのテクニックを使っていますが、記念切手の未使用は、今は誰も買いません。U小判1銭シート=極美がHK$26000、これは欲しい人が日本に4人、2人が既にお持ちでビッドせず、一人は事前調整で止めさせて、残りが一人になりました・・の値段、あまり安く落ちても後の処理に余計な手間が掛かるのですが、私なら何とか丸く裁けます。
負けたカバーの素性の分析が結構面白い結果でした。完全に一人のストロングビッダー=T23の電話入札、私自身のビッドも含めて、1勝10敗、次回に一本の記事に仕上げます。場でのビッドは「マイケル」爺さん・・、多分彼だと思います。昨今の欧米・香港での高値落札の疑問が解決、弊社の大竜コンビで900万で負けた人?
「猿」と「パンダ」と「Y1カバー」と「日中コンビ」は今すぐにでも売りましょう・・、「tomopuと福丸の市の竜のエンタ」もここで売れば大金持ち・・が結論になるのです。
『大津小舟入・・』
日専に書いた記事の反響は、有るような無いような、なかなか微妙な状況です。こうすれば全てが解決と言える絶対的な結論は見出せていません。でも、市場の波は、良きに付け悪しきに付け、動きを止めることは有りません。6月4~5日の弊社のオークションの会場で面妖な情報に接しました。そしてそれは、今までの例では、遠からず波紋を広げて、こちらの世界へ押し寄せて来るのです。
京都には骨董・道具市が幾つか有りますが、昨今は一般的には、「紙物」=エンタや葉書は出ないのです。蔵を潰した流れで、道具や書画骨董の連れで出てくるケースはあるのですが、エンタ類の単独出品は、場の主催者が嫌がるので殆ど出品されることは有りません。その理由は、個人情報の関係なのか、競りに関わる面子が少ないから値段が伸びないから廃れるのかは、現時点では確認は出来ておりません。ただ、結論としては、1箇所の市を除いては最早、そのスタイルでの出品は無くなっているとのことです。その例外は、日専にも書いている、「市の竜」の出所です。
またしても、そこで竜のエンタが3通出たのです。48文横ペア貼り、100文貼り、草津と西京の検査済・・。初い蔵出しの竜のカバーの風情です。でも今の道具・骨董のマーケットの実情から判断すれば、見るからに、仕掛けて作った如き、取って付けたような出方です。ここにそんなものが出て、いったい誰が買うのかな?
競りは声掛け発句で、元気な若者が嫌味でチョッカイを出したのが、お遊び値段の35万、当たり前の如くいつもの輩が、上で撥ねて、落ちた値段は40万・・。蔵出しには似つかわしくない非常に綺麗な状態とか。あたかも、そのまま直ぐにオークションで出せるようなコンディション・・。普通なら、最初から、お天道様の下の郵趣シーンのオークションに出るでしょうに。
宛先が何れも、「大津小舟入・枡(升・舛)屋佐助」、一連の明らかにダメな「水口=みなくち=検査済」と同じ宛先です。この宛名は相当な量の封筒が各年代で蔵出しで出ていて、竜文から丸一までが確認されています。日専の記事を書く時の検証で、或る時から、住所の表示は小舟入から平蔵町に変わり、屋号も桝屋佐助から平田佐助になっています。竜文時代では、「小舟入りの枡屋」でないといけません。今回の草津他の3通は、必要条件を充たしています。でも、仮に悪意が存在したとしても、私の日専の記事を読んで浅知恵を働かせれば、まさか今度はチョンボはしないでしょう。
さあ、突然出現の3通の竜文カバー、落ちた値段は本物ならば滅茶安だけど、どういうパターンで陽の光を浴びるでしょうか。今度の国際切手展にギリギリに間に合う、どこかのフロアオークションに出たりして?物を見ない情報のみでの記事なので、憶測、推測、仮定の要素のオンパレードです。責任ある結論は出せません。
今、書けることと言えば、郵趣研究100号(近日発行)の丹下甲一氏の記事の続編にかなりのヒントが出ています。3通の内の少なくとも1通は、朱色の西京の干支印が押されているらしいのです。この印の顔料を分析すれば、かなりの確率で真偽の判断が出来るのです。今のタイミングで、この記事を書くには少し躊躇を感じます。ギリギリ出品へのデッドラインが微妙なので、物が危険を察知して引っ込んでしまうかも知れません。でも、実際に起きる事実の方が私の思惑を凌駕することがままあるので、ドキドキしながら待ちましょう。カバーの真偽の確定は困難かもしれませんが、マテリアル自体の劇場型出現の有無は、7月初旬にはっきり結論は出るでしょう。触れ込みは、最近出現の「初い=うぶい市の竜」として。くれぐれも情報に接してない純情な方には、惚れ込んだからといって、飛込みでは手を出して欲しくないのです。ヤフーで一時期活発にご活躍の、お父上のコレクションを処分していた、問題の「tomopu・・・」は依然利用停止中。終わったデールは闇に埋もれてしまっていて、何が起きても誰も助けてはくれません。十二分にご注意願います。