ラスト ワンピース

119回フロア・JAPEX特別セールは入稿完了、10月8日(金)発送です。大阪での下見の準備は出来てますので何時でもお越しください。

オークション以外で懸案だった2件でほぼ方向性が見えて来ました。後、ワンピースが埋まれば私なりに完結出来るのです。一つは、【東芝ゼロ円】が郵摸違反で摘発された件です。9月9日の報道発表で公の結論が出ています。東京地検は、書類送検された8名を不起訴にしました。その理由は明らかにしていませんので、それを探る術は有りません。恐らくは誰よりもコアな資料を持っているので、発端からかなり詳細に書く自信は有るのですが、総務省郵便課と議論を重ねて来て絶対に確定しておきたい最後のピースが埋まってからにします。明らかになった事実を元に、起きた現象を推測して論じるしか無いのですが、出来得る限りの検証はして置きたいのです。警視庁との会話での共通の結論は、警察は馬鹿じゃないので同じ案件でこれ以上は動けない、それにしても郵政民営化はどうなんだろうか・・、だったのです。

もう1点は、【印刷鑑】完全復刻のご案内です。JAPEX前に発売される、ビジュアル日専・手彫版の巻末に11ページのコラムを書いています。テーマは国際展とお伽話なのですが、そのイントロに、印刷鑑を初めて完全に復刻した話を持って来ています。横40.3センチx縦27センチで、表紙以外に中タイトル、旧小判が2種類、印紙が1種類、債券と地券の6ページで全てです。銘版が他には無い物が有りますし興味深い資料です。カラーコピーで作成して折らずに送ります。A3サイズなので、割引料金が使えず、送料が結構高くなります。代価は送料込みで1000円です。こちらは何時でも送れるのですが、おまけを1ページつけようと思っています。ビジュアル日専コラムではちょっと抜けてしまった事が有るのです。【印刷鑑】の最後のパートの11年の蚕種免許印紙の再構成の経緯と、2ちゃんねらーのお兄さんが持ち込んでくれて、国際展セールに出品した1次昭和1円の無目打エラーの素性です。ゲーベル印刷に無目打は存在しないという定説を覆せる物が見つかったのです。フライング情報なのですが、郵趣研究にその記事が発表される前に、書いて置きたいと思います。これは【印刷鑑】の復刻版を買ってくれた人だけに提供できるプレゼントです。日専ビジュアル・手彫の発刊とタイミングを合わせたいと思います。だから【印刷鑑】の発送は、10月中旬以降に致します。ご注文は代金後払いでお願いいたします。こちらの最後のワンピースはこれから頑張って書きますよ。