2008年8月12日(火)

『ポスパケット約款10条』
本日8月12日の夕方に、8月30-31日のPA54・9月2日締切りのMA47のオークション誌を郵便事業会社大阪支店の集荷で発送完了しました。大型の郵便物なので想定される配達日数は受け付けの翌日を起点にしての3日程度です。かなりの地域には今週の金・土あたりにはお届けできると思います。ただ、部数が500以上2000未満の差出なので郵便番号の2桁~5桁で区分して、束ねての差出を条件に、「ポスパケットの特割」料金が適用されます。そしてその条件には、そうでない場合に比較して「3日」程度の配達日の猶予が課せられています。即ち、配達の義務日付としては、ポスパケット約款10条で定められた条文の、「荷物の配達を行う日」に当てはめれば、かなり差出人に不利に計算して19日の火曜日がその日にあたります。ただ、普通はそこまで掛からないはずですし、大阪支店の集荷の、遅くとも翌日朝には新大阪局へのトラック便には乗ります。この件は実行後に電話を貰う約束になっています。そこで、郵便番号2桁で区分され、配達局側の集中局に振り分けられます。新大阪局に確認をしましたが、税金や株式、受験等の超大量郵便物が来ない時期なら、入ってきた当日か遅くとも翌日には次の段階へ動きます。基本的にはトラック便で、北海道等へは飛行機便の扱いです。配達局側の集中局で配達局別の区分が行われ、一日にかなりの便数での発送が行われます。この段階でも遅くとも翌日までには完了されるはずです。昨今の物流は基本的に夜から未明に動くので、夜中に入った物でも翌日配達のルートに乗るはずです。整理すれば、12日の火曜日集荷で、13日の朝に新大阪に入り、14日には先方の集中局、14日深夜から15日未明には配達局、15日又は16日が配達日になります。ただ、現在の郵便事業会社の人員配置と翌日配達義務郵便=エクスパック・ゆうパック・速達と再配達にマンパワーを食われており、「特割郵便」は優先度で劣後します。意図的に3日の遅延を狙うことはないのでしょうが、結果として、約款10条のギリギリの日付になることも有るのです。当ホームページで発送したとの情報が出て、普段は2日で来るのに今回は来なかったというのは論外で、4~5日は余裕を見てください。それで不利益を被らないような日程で発送してますから。
5月の発送時は深刻で、約款の義務の日付より更に遅れて届いたケースも有りました。ルートを追っても、どこの局もが自分のところでは遅延に心当たりがないとの返事でした。一束の5~6件がそうなので、束の状態で紛れていたらしいのですが、結論は出てません。ただ、実態としては配達完了ですから、101号の調査対象にはならず、更には約款には遅延による損害賠償の規定が無いとの理由で、賠償の請求も出せません。ここらは色々議論の余地も有るのですが、ここでは書ききれませんので取り敢えずは控えておきます。ただ、物流の流れの中での遅れと、人的なミスによる遅れとでは大分意味が違います。原因が判明すれば、具体的な要求も出せますし、それに基づき今回は、大阪支店の手を離れたことの確認を貰えるシステムになりました。収友に届いたのに自分には来ていない・・というクレームの電話は何の意味もないのでお控え下さい。暫く待ってくださいとしか言いようがないのです。ここで説明した流れをご理解の上、今週中に届いてないか、週を明けて届いた場合はご連絡頂ければ有り難いのです。